老後に必要なお金を若いうちに蓄えるってナンセンス

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結論

老後に必要なお金はいくらかなんて誰にも分らない。

老後までに好きなことを商品にする方法をトレーニングしたらいい。

 

老後に必要なお金なんて考えてもわからない

年金制度発足時より15年以上寿命が延び、若者の数がへる日本で年金のみの老後生活を期待することはできません。

 

定年後に年金だけでは足りないお金を貯金しましょうという話をよく聞きます。

例えば85歳までお金に困らないで生きるのに4000万円必要だとして、4000万円を貯めたところで残高が減っていくのを気にしながら過ごすのはまっぴらです。

 

もし83歳になったときにまだまだ元気で100歳まで生きられますよとお医者さんに言われたらどうすればよいのでしょうか?

 

わたしは例え多くの時間は働けなくなっても+αの収入を得るトレーニングをすべきではない可と考えます?

 

現役の今こそ、生活はサラリーマンとして稼ぎ、+αの収入をえるトレーニングをするべきです。トレーニングといってもつらいことではなく、自分の好きなことを商品にしてお金に換える方法をいろいろ試してみるということです

 


労働者がお金に変換できる商品は、労働力のみという事実が意味すること


資本主義社会において労働者がお金に変換できる商品は、労働力のみです。労働者は労働力という商品を売ってしかお金を得る方法を持ちません。

 

これはとても恐ろしいことです。


100年時代の到来、しかも年金制度は期待できない。


私たちは生涯働き続けなければいけないのです。
労働者として100年働くことは不可能です。

 

その解決策として消耗しないサラリーマン+αという生き方があります。

 

将来の老人はどのように暮らすか

 

1960年、男性の平均寿命65.32歳。女性70.19歳の時に国民年金制度ができました。その後平均寿命は2017年男性81.09歳、女性87.26歳となりました。

 

年金制度が過去の水準のまま維持できる根拠があれば教えてほしいくらいです。

 

寿命が延び支出は増えますが年金収入、1ヶ月あたりに切り崩せる貯金は減ります。
労働力を売ることでしかお金をえられない勤め人の老後は次の3パターンです。

 

生活保護以下?の年金のみ(もしくは生活保護
②低賃金労働+年金
③資産収入+年金

 

①はいわゆる下流老人コースです。生きていられたらいいやと割り切って考える人はそれでもいいんでしょうが私は嫌です。

 

②はこれから増えてくる生き方だと思います。現在も駅の駐輪所や交通整理で働く人がいますし、今後老人を雇う職種も増えてくると思います。しかし残された貴重な時間である人生の終盤戦で労働力を切り売りする生き方はしたくありません。

 

③の資産収入+年金の生き方は今、悠々自適の老後を送っている老人のイメージです。
彼らは現役時代に金融資産や不動産を持つことに成功しましたが現在同じ方法はとるべきでありません。

 

なぜなら、金融資産は市場経済が成長していた時代だからこそ効果的でしたが今後も経済の成長が続くかは不透明です。

 

また不動産価格が上昇していた時代は終わりましたし、この人口減少時代に不動産を持っていいのは不動産から収益をうむビジネスモデルを持っている人だけでしょう。

 

実現可能性が高くこれからの時代に適した資産収入とは配当金や不動産収入ではありません。

 

自ら商品をつくりお金に換えるという生き方です。

 

好きなことを商品にしよう


+αの収入を労働力以外で得るためには商品を作るしかありません。

 

ここで「資産・労働力・商品」の関係を以下に図解でまとめました。あなたは「資産・労働力・商品」の下にどんな単語をいれたいでしょうか?

資産  ×   労働力   =   商品
工場  ×   機械工   =   車  
茶店 ×   バイト   =  コーヒーと空間
不動産 ×   リフォーム =  おしゃれな中古物件
頭脳  ×   執筆    =  ブログでアフィリ

 

年金だけではお金が足りなくなることが確実で、死ぬまで勤め人をやりたくなければ自分の商品をつくり+αの収入を目指すべきです