第1回トライオートFXに400万【事実・気づき・教訓・宣言】 

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【事実】世間で軟調と言われた為替相場の週。決済3回、1.35万の利益。

【気づき】豪、NZの為替は米ドルが強いと下がる

【教訓】経済指標、金融政策の発表に注意しないといけない

【宣言】米国の金利引き上げが濃厚でその時に下落するはずだから資金管理をしておく

第一週の結果

収益13,475円 

含み損18,758円

決済回数3回

ポジション計8個

 

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学び

・豪ドル/NZドルは相関が高いから豪ドルが落ちたらNZドルも落ちるのでレンジが広がりすぎない1.090~1.097を推移

 

・高値ポジション1.097~安値ポジション1.090の間(含み損の間)での動きはすべて利益

・NZドルの金利政策変更は2019年後半?豪ドルは2020年?

・下落した後に上昇するのが利益を生むパターンなので下落を嘆かない。

 

 

 

労働力は貯蓄できない。では何と交換するのがベストか?

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結論

 

マルクス資本論で労働者とは労働力以外に換金できる商品をもたないと定義しています。

 

そして労働力の特徴として腐るのが速くためておくことができない商品だと言います。
勤め人は唯一の商品である労働力を何に交換するのがベストか考えてみました。

 

①劣化、目減り、陳腐化せず

②利益(インカムゲイン)を生み出してくれるものと交換するのがベスト

  

 

労働力は腐りやすいとはどういうことか?

労働力がある状態とは朝起きた時に元気で、身ぎれいにしていて働ける状態です。
この労働力はためておくことはできません。

 

たとえば一日何もしないでいても、お腹はすくし、寝ないといけません。

そして働かずに休んだ次の日は動きが2倍素早くなるかというとそんなことはありません。

 

ですので労働力をお金に交換しないことは自分の商品を捨てていることでもっともダメなことだと言います。

 

大きな視点で見ると政府が一億総活躍って言ってるのは、全国民に使える労働力を無駄にしてはいけません。労働力を発揮してお金を稼いでください。そして、労働力を換金して税金を納めなさいという意味です。

動けるんだったら70歳でも労働しなさいって。

 

ところで、労働力しか商品を持たない勤め人は、労働力をどんな商品に費やすのがベストなのでしょうか?

 

どんな商品にも寿命(耐久年数がある)けど最も長いのは何?


勤め人は労働力をまずお金という商品に交換します。
そしてお金を様々な商品に交換します。

 

今回注目するのは商品にはそれぞれ寿命(耐久年数がある)ということです。
パンという商品は1週間で価値がゼロになります。


車は新車なら買った瞬間に新車300万の価値は中古200万になりますし、年々価値が目減りします。

 

マンションを買っても同様に価値は目減りしていきます。

 

一方で現金を銀行に預けていても腐ることはなく国家レベルの変革がないかぎり10年後も使用に問題はないと考えられます。

 

お金とくに日本やアメリカのような大国の通貨は寿命(耐久年数)が長いと言って問題ありません。

 

ここで考えるのはじゃあ労働力は寿命(耐久年数)がながい現金に交換すればよいかというとそうでもありません。

 

たとえば、現金はインフレ社会では相対的に価値は低下します。今毎月5万円貯金していても日本が目標とするインフレ率は2%ですのでいくらか価値は目減りする見込みです。

 

株式や債券は劣化はしませんが価値が変動するので10年のちに紙屑の価値になっているかもしれません。

 

戦後日本は土地を買えば土地の値段がどんどん上昇しましたので最も賢い選択でした。
しかし人口減のいま土地の値段が上がり続ける見込みは薄いです。

 

ではわたしたちは労働力を何に変えるのが一番いいか考えてみました。

 

わたしたちは労働力を何に換えるのが一番か比較してみた
蓄えておくことができない労働力は何に換えるのが一番か?

 

何に交換するのがいいか考える際に、大事だと思ったいくつかのポイントを説明します。

 

①劣化、目減り、陳腐化しないか?
たとえば形あるものに変えた時、車は時間とともに劣化し価値も消えていきます。
一方、金(ゴールド)を銀行で買ったら劣化も目減りもしないとされています。

目に見えるものでない場合、英語の資格取得に時間と体力を費やした場合、劣化することはほぼありませんが、ボーダレス化が進んだとき英語を話せる価値は陳腐化します。

 

②利益(インカムゲイン)を生み出してくれる
交換したものが利益を生み出してくれると労働力を発揮できなくなった時に、日々の生活を助けてくれます。

現金の利息はほぼゼロですが、株は半年に1度配当金をくれます。

また体を鍛えて健康でいると、直接の利益はなくても年間の医療費を削減してくれます。
たとえば高血圧、糖尿病、腎不全はそれぞれ年間5万、6万、7万の出費につながるので
健康の維持に投資するのは立派な戦略だと思います。

良い人脈をもっていると、困った時に助け合えたりできるかもしれませんし、精神的な幸福につながるかもしれません。

 

【価値がなくなるもの】

お酒
食事


株・投資信託金融商品
不動産

筋トレ

現金
資格
読書

【価値がなくならないもの(価値を生み出すもの)】

 

まとめ

勤め人は唯一の商品である労働力を何に交換するのがベストか考えてみました。
まず、ダメなのは資産を奪うものと交換すること(アルコールやジャンクフード)です。

 

良いものとしては
①劣化、目減り、陳腐化しないか?②利益(インカムゲイン)を生み出してくれる
か?といった観点で様々な回答がありそうですが、バランスの良いポートフォリオを組む。とくに長寿社会においては、現金や株、不動産以外の資産に交換しておくことも大切です。

「これをやったら成功するよりも、これをやったら失敗する」の方が再現性が高い

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結論

 

voicyサウザーラジオでは勤め人卒業のためにやってはいけないことを教えてくれます。
それは出世競争に巻きこまれることです。

 

「これをやったら成功するよりも、これをやったら失敗する」の方が再現性が高いと信じています。

 

長時間労働の罠に落とそうとする理由、落ちる理由

 

給料の意味は労働力を再生産するための経費です。


例えばご飯を食べて、お風呂に入って、服を着替えるための経費です。

給料は仕事の成果や責任の対価ではなく労働力再生産のコストです。
という話がvoicyサウザーラジオで何回も出てきます。

 

はじめて聞いた時はじゃあお医者さんや弁護士の給料はなんで高いの?といった疑問も出てきたのですが、マルクス資本論について書かれた本を読むと、なるほど理屈が通っていることがわかります。

 

8時間働いても16時間働いても労働力を再生産するのにかかる経費は2倍変わりません。 


ご飯を1日6回食べたら労働力が2倍回復するかと言えばNoです。
つまり事業家は最低限の給料で長時間働かせたほうが利益が得られるのです。

これが古典的に労働者が長時間労働に追い込まれる理由だといいます。 


事業家側は労働力が回復して毎日働いてくれるぎりぎりまで働かせる方法をいつも考えているのです。

 

労働者はお金と交換してくれないなら、唯一の商品である労働力(時間・気力・体力など)を差し出してはいけないのですがそうさせてしまう罠があるといいます。

 

それは出世競争です。

 

労働者の人権を無視して強制的に労働をさせることは難しくなりましたが、事業家は甘い言葉をささやいて労働者をみずからの意思で長時間労働に引き込んでいきます。

 

出世競争の罠に落ちるのが得でない理由

 

勤め人の多くが陥る罠が出世競争に巻き込まれることです。

 

私も経験があるというかまさに真っただ中にいます。

 

サウザー氏が全く理解できないと言っていた「仕事の褒美は仕事」という状況です。

 

こんなことがありました。評価者の上司が言います。「ナポレオン君、最近頑張ってるね。今度の米国開催の学会派遣に推薦しておいてあげたよ」

 

まさにこの海外出張が「仕事の褒美は仕事」状態です。

 

4泊5日の米国出張では9時から18時まで学会プログラムを聴講しながらレポートを仕上げます。完成しなかったレポートはホテルに持ち帰りです。

 

上司は学会で発表された内容のレポートを即、より上位の管理職に送ります。
ここまでが無事こなせてやっと本来の業務完了ですが、これではまだ及第点です。

 

出世競争での勝利を目指すなら、参加した学会での競合企業の活動をレポートしたり、今後の自社戦略に生かせそうなプランを企画書にまとめたりしないといけません。

 

そうしている間にも日本での仕事はどんどん溜まっていきます。
帰国後はたまった仕事の処理と出張レポート、本社での発表パワポづくりにおわれます。

 

1週間は自宅で深夜までPCの前に座っています。

出世の必要条件=評価者に気に入られることである場合、評価者からの依頼に全てを差し出して応えようとするサラリーマンはたくさんいるのではないでしょうか?

 

こうして時間・気力・体力をすいとられるのです

 

仕事の後に1日数時間でさえスモールビジネスができる気力と体力を残すことはとてもできません。

 

なぜ出世競争に巻き込まれてしまうのか?

 

それは感情の問題です。絶対出世するんだ!という気持ちはなくても、「出世できたほうがかっこいい」とか「出世できないとかっこ悪いな」という気持ちがあると巻き込まれてしまうのがこの出世競争の罠とそれにともなう長時間労働です。

 

自分が今出世競争の罠にはまってるな、と感じたら今やっている長時間労働はいまの自分の唯一の商品である労働力をうばわれている!ということを自覚したほうがよさそうです。

 

今回わたしは海外出張中に国内から仕事の連絡がこないように事前交渉し出張しました。

 

出張の仕事をしっかりしたいので集中できる環境をくださいという交渉をしました。
時間をささげて消耗するのを避けるためです。

 

本業以外から収入を得るという目的のために、まずは何か新しいことを始めるよりも、なにかをやめるところからはじめています。

投資や運用をすると絶対貧乏になる?

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結論

サラリーマンをリタイアするためにお金をつくろうとする人の中に、株はどうですか?index投資はどうですか?という質問をする人がいます。

 

Voicyのサウザーラジオではそんなんで勤め人卒業できるわけないじゃないですかと切り捨てます。

 

本屋に行くと株や投資信託で資産運用する本が並んでいますしテレビでもNISAやidecoといった金融商品が紹介されるので誰もがお金に余裕があったらやりたいなあと思うのではないでしょうか?

 

しかしサウザーラジオは「投資や運用に逃げるな」と断言します。

 


勤め人から卒業する道は商品をつくることだけ

 

商品の集合である資本主義というフリーマーケットに自分自身の商品を持ち込むことで自由になれる。自分の商品を作ることしか勤め人から卒業する方法はないとサウザー氏は断言します。


そうしないと、労働力という唯一の商品を売って、労働力を回復させるために給料をもらう毎日の繰り返しだといいます。

 

でも、仮想通貨の値上がりに早く気が付いた人はずいぶん儲けたよ。という話も聞きます。もう一度そんなことがおこれば乗り遅れたくないと思うのも自然な気持ちかもしれません。

 

サウザーラジオの中では途中から投資とは言わず、「相場」と呼ぶようになり最後には「ばくち」と言い捨てます。

 

「商品を作るという発想がない人はFXや仮想通貨といった相場に手を出したがる。」
「仮にそれで数千万手に入れてもまたそのお金でばくちを打ち続けていずれ負ける。」

 

投資や運用ってそんなに悪いことなんでしょうか?
その理由についても語られます。

 

投資や運用を目指すと勤め人を卒業できないのはなぜ?

なぜサウザー氏は投資や運用を否定するのでしょうか?
いままで誰からも聞いたことのない答えで気持ちよかったです。

 

「投資商品は結局は誰かが作った商品で買わされる側に立っているうちは勤め人を卒業できない。」

 

「誰かが作った商品を購入するばかりで自分で商品をつくろうとしない、これが勤め人脳。」

 

なるほどねー。痛いところをついてきます。

商品というキーワードがここでも出てきます。
株とかに手を出すひとは金融商品という商品をかわされている消費者ってみることもできるんですね。

 

考えてみるとわたしも商品を買うことでお金を増やそうと思ったことがありました。

 

投資や運用は本当にギャンブルなのか?という疑問


私のばあい、会社の後輩がマンション投資をしていて興味を持った時があります。

彼は20代で2,000万円台の投資用ワンルームを2軒持っていました。


収支は少しのプラスですが、節税分で住民税が減るんでもう一軒買おうと思ってるんですよー。

なんて言っていて正直うらやましく感じたことがあります。

ただ彼も結局その節税効果はすぐになくなり、その投資はあまりうまくいかなかったようです。

 

金融商品と同じく投資用マンションも「商品」で、それを買わされる側にいてはいつまでたっても消費者という考えかたはシンプルで気持ちがいいです。

 

「商品」を買う側、ではなく売る側に立つという考え方はシンプルでぶれないと思います。

 

とはいえ、私自身の考えとして投資や運用は資本主義のゲームの中で労働力を売る以外にお金を稼ぐ立派な手段だと考えます。

 

確かに「金融商品」という商品を買う側にたつので、手数料という形でいくらかのお金を取られますが競馬やパチンコとは比べ物にならないフェアさがあると思います。

 

また、消費者として利益目標や資源の配分を自分で決めることができるのは消費者側のメリットだと考えます。

 

さらに金融商品販売元と消費者は搾取する、側される側といった対立軸ではなく「利益を得られるからたくさん取引をして手数料を払える」というWin-Winの関係になれると考えています。

 

サウザー氏は金融業界で仕事をしていたそうなのでこの考えは全く話にならないと相手にされない気はしますが、金融商品の運用で経済的に自立している人を何人も知っているので私は投資・運用はアリだと考えています

 

まとめ


勤め人から卒業する方法は自分の商品を作って資本主義というフリーマーケットに持ち込むしかない。
商品を買わされる側にいればいつまでたっても貧乏のままです。とサウザーラジオのサウザー氏は言います。

投資や運用をすると絶対貧乏になる?

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結論

サラリーマンをリタイアするためにお金をつくろうとする人の中に、株はどうですか?index投資はどうですか?という質問をする人がいます。

 

Voicyのサウザーラジオではそんなんで勤め人卒業できるわけないじゃないですかと切り捨てます。

 

本屋に行くと株や投資信託で資産運用する本が並んでいますしテレビでもNISAやidecoといった金融商品が紹介されるので誰もがお金に余裕があったらやりたいなあと思うのではないでしょうか?

 

しかしサウザーラジオは「投資や運用に逃げるな」と断言します。

 


勤め人から卒業する道は商品をつくることだけ

 

商品の集合である資本主義というフリーマーケットに自分自身の商品を持ち込むことで自由になれる。自分の商品を作ることしか勤め人から卒業する方法はないとサウザー氏は断言します。


そうしないと、労働力という唯一の商品を売って、労働力を回復させるために給料をもらう毎日の繰り返しだといいます。

 

でも、仮想通貨の値上がりに早く気が付いた人はずいぶん儲けたよ。という話も聞きます。もう一度そんなことがおこれば乗り遅れたくないと思うのも自然な気持ちかもしれません。

 

サウザーラジオの中では途中から投資とは言わず、「相場」と呼ぶようになり最後には「ばくち」と言い捨てます。

 

「商品を作るという発想がない人はFXや仮想通貨といった相場に手を出したがる。」
「仮にそれで数千万手に入れてもまたそのお金でばくちを打ち続けていずれ負ける。」

 

投資や運用ってそんなに悪いことなんでしょうか?
その理由についても語られます。

 

投資や運用を目指すと勤め人を卒業できないのはなぜ?

なぜサウザー氏は投資や運用を否定するのでしょうか?
いままで誰からも聞いたことのない答えで気持ちよかったです。

 

「投資商品は結局は誰かが作った商品で買わされる側に立っているうちは勤め人を卒業できない。」

 

「誰かが作った商品を購入するばかりで自分で商品をつくろうとしない、これが勤め人脳。」

 

なるほどねー。痛いところをついてきます。

商品というキーワードがここでも出てきます。
株とかに手を出すひとは金融商品という商品をかわされている消費者ってみることもできるんですね。

 

考えてみるとわたしも商品を買うことでお金を増やそうと思ったことがありました。

 

投資や運用は本当にギャンブルなのか?という疑問


私のばあい、会社の後輩がマンション投資をしていて興味を持った時があります。

彼は20代で2,000万円台の投資用ワンルームを2軒持っていました。


収支は少しのプラスですが、節税分で住民税が減るんでもう一軒買おうと思ってるんですよー。

なんて言っていて正直うらやましく感じたことがあります。

ただ彼も結局その節税効果はすぐになくなり、その投資はあまりうまくいかなかったようです。

 

金融商品と同じく投資用マンションも「商品」で、それを買わされる側にいてはいつまでたっても消費者という考えかたはシンプルで気持ちがいいです。

 

「商品」を買う側、ではなく売る側に立つという考え方はシンプルでぶれないと思います。

 

とはいえ、私自身の考えとして投資や運用は資本主義のゲームの中で労働力を売る以外にお金を稼ぐ立派な手段だと考えます。

 

確かに「金融商品」という商品を買う側にたつので、手数料という形でいくらかのお金を取られますが競馬やパチンコとは比べ物にならないフェアさがあると思います。

 

また、消費者として利益目標や資源の配分を自分で決めることができるのは消費者側のメリットだと考えます。

 

さらに金融商品販売元と消費者は搾取する、側される側といった対立軸ではなく「利益を得られるからたくさん取引をして手数料を払える」というWin-Winの関係になれると考えています。

 

サウザー氏は金融業界で仕事をしていたそうなのでこの考えは全く話にならないと相手にされない気はしますが、金融商品の運用で経済的に自立している人を何人も知っているので私は投資・運用はアリだと考えています

 

まとめ


勤め人から卒業する方法は自分の商品を作って資本主義というフリーマーケットに持ち込むしかない。
商品を買わされる側にいればいつまでたっても貧乏のままです。とサウザーラジオのサウザー氏は言います。

結婚、マイホーム、車、この三つを諦めることに隠されたメッセージ

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voicy.jp

 

 

結論

Voicyのサウザーラジオの14話‐16話では資本主義社会における具体的なお金の貯め方が紹介されます。

 

ひとことで言うと  「結婚、マイホーム、車、この三つを諦めなさい」です。

 

私はサウザー氏がこの三つを例に題して伝えたかったことは「財務劣等生になるな!」だと思います。

 

思います、というかよくよく聞くとサウザー氏は番組のなかで丁寧に解説してくれているんですが私は一度では気づくことができませんでした。

 

結婚、マイホーム、車が意味することを紹介したいと思います。

 

結婚するな、は非耐久消費財で浪費するなのこと


サウザー氏は結婚は金持ちになってからしたらいいといいます。

結婚するにしても働く意思があるならまだしも見栄っ張りの女とは絶対結婚するなといいます。


見栄っ張りの例として結婚式に何百万もつかう女はいけないと言います。

 

サウザー氏がこの例を使って言いたかったのは「耐久消費財非耐久消費財の区別がつかない女。使ったらなくなる消費と金を使ってもなくならない消費があることを理解していない女とは結婚するな」ということです。

 

結婚するなら家計をバランスシートで理解できる奥さんとしなさいということですね。

 

マイホームを諦めろは、ローン支払い+減価償却に気づかないボンクラになるな


サウザー氏は言います。巨額の住宅ローンを組んでマイホーム買うとそこで詰むと。

自宅を買う多くの人が陥る罠として月々の支払しか見ていないと言います。
たとえば4000万の家を35年ローンでシミュレーションすると月々11万くらいで買えてしまいます。

 

シミュレーションだけでみると賃貸の家賃と変わらないかむしろ安くなるから買ったほうが得と考える人が多いです。

 

でも修繕費や固定資産税が見えていなかったり、なにより47年で価値が0円になるとすると年間100万円ずつ価値が下がっていくことに気づいていない人が多いです。

サウザー氏は言います。

 

「月々の支払いだけ見て、減価償却のところに頭が行かないっていうのは非常に”勤め人的”と言うか財務に暗いことですよね。よくないです。」

 

バランスシートが頭の中にない勤め人をdisってます。

 

勤め人と法人では車を買うの意味が全く違う


車はカネくい虫だというのは昔から言われてきました。
駐車場代、ガソリン代、重量税に自動車税、そして保険。

 

きれいな金で車を買ってはいけない

 

安定したキャッシュアウトはお金を貯めるうえで非常に害悪だと言います。

 

これだけなら一般常識かもしれません。しかしサウザー氏の話が面白いのはこの後です。

 

サウザー氏は税金のシステムにも非常に明るくその表現に毎度感心します。

 

勤め人の給料は一番きれいな金だと。


どういう意味かというと給料は税金や色んな支払いがすべて終わった後の金で、法人の経費として使用できる金とはまったく違うと言います。

 

この考え今までなかったです。


高いものを買いたくなったら「法人になってから経費で買ったらいいじゃないか」って言葉で我慢するのもありかもしれません。

 

まとめ


今回のお金のため方についての話をまとめると
非耐久消費財に浪費する女はいかん
・マイホーム購入にはローン支払い+減価償却が待っている
・車を買うなら法人になって経費で買え

 

voicyが何度も繰り返し聞けるラジオアプリで本当に良かったと思いました。
ほかの話もサウザー氏が伝えてくれているメッセージを聞き逃してると思うのでよーく聞いてみようと思いました。

『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が素晴らしすぎる Part2

 

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すばらしすぎる本として紹介した「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著者:橘玲ですが、前回は前半部分しか紹介できませんでしたので今回後半部分を紹介させていただきます。

 

特に読んでためになった3点を紹介します。

 

この本のPart3人生を最適化する働き方、で「えっ!本当に15年以上前の本なの?すごくない!?」と驚いてしまったのが次の3点です

 

格差社会とは、グローバル化と知識社会への適応度で労働者がクリエイティブクラスとマックジョブに二極化されていくことをいいます。


・いちばん大切なことは楽しく長く働ける仕事を見つけることです。


・自営業者になってみて痛感したことは、好きなことしかやらないと決めれば、人生における面倒な問題の大半は消失するということです。

 

 

 

クリエイティブクラスとマックジョブについて身につまされた話

 

この章では胸がしめつけられる記載がありました。


現在の私たちの仕事は大きく3つに分かれます。
1.マックジョブ
2.スペシャリスト
3.クリエイター


マックジョブマクドナルドの店員を語源とする誰でもできる代わりがいる仕事です。

スペシャリストは専門家のことです。医師や弁護士、経営者など。

クリエイターはクリエイティブなビジネスに従事している人たちです。音楽家、俳優、スポーツ選手などです。

 

スペシャリストとクリエイターをクリエイティブクラスと言います。

ここまでがクリエイティブクラスとマックジョブについての説明です。

 

このあと著者は日本型サラリーマンの悲劇を言い表します。

 

もし、「他の業界にも拡張可能な」技能をもつスペシャリストになれたら、会社が傾いても・会社が嫌になっても、転職できますし、よりよい待遇にするように交渉もできます。


しかし日本の企業はその会社でしか通用しない技能を何十年にもわたって習得させられ会社をクビにされたらどこにいくこともできないようにさせられてきた。

 

というのです。

 

日本企業では社員を会社に依存させた方が望ましいので、
なるべくスペシャリストを育てようとせず、「転職」という”裏切り”を防いできたという特徴があるといいます。

 

終身雇用が維持できていた時代はそれでも持ちつ持たれつでやってこれましたが、そうでなくなった現在に起こる悲劇を次のように書いています。


これはまさしく私の会社でおこったことそのままでした。

 

グローバルな競争のなかで、日本企業は中高年を中心に大規模なリストラに手をつけざるを得なくなりました。これは企業にとっては合理的な経営判断かもしれませんが、当のサラリーマンにとっては厄介以外のなにものでもありません。

 

これまで会社との暗黙の約束で、終身雇用という安定と引き換えに安い給料で(サービス残業までして)働いてきたにもかかわらず、その約束を一方的に反故にされてしまうのです。

 

著者の橘先生が進めてくれる方法がこれです


いちばん大切なことは楽しく長く働ける仕事を見つけること


これは中高年期でのリストラ問題だけでなく人生100年時代への課題を投げかけた『LIFESHIFT 著者:リンダグラットン』の長すぎる老後資金をどうするかという問題も解決してくれます。

 

労働が苦行でなくなり、楽しく長く働ける仕事をするようになれば年金問題も解決できます。

 

橘先生が「Part3人生を最適化する働き方」の最後に訴えるのがこの言葉です。

「自営業者になってみて痛感したことは、好きなことしかやらないと決めれば、人生における面倒な問題の大半は消失する」

 

橘先生が「Part3人生を最適化する働き方」の最後に訴えるのがこの言葉です。
このページを読んで頭に浮かんだのがプロ奢ラレヤー@taichinakajさんです。

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そうはいってもプロ奢ラレヤーさんの生き方をまねできる人はほとんどいないでしょう。

 

わたしたち一般人はどうすればいいのでしょうか?橘先生は大きなヒントをくれています。

 

自分だけのニッチを見つけ、人的資本を最大化する”スペシャル(専門)”に特化し、会社に依存せず市場から富を得る

 

これって、Voicyのサウザー氏が言う”商品を持て”と同じことではないでしょうか?
点と点がつながったみたいで快感でした。

 

最後にもう一か所心に残った個所を、、、
「超高齢化社会の人生設計は『自分の好きな仕事をする』ことしかありません」

 


いやーほんとにいい本でした。ほかにもたくさんいいこと書いてます。ぽちっとして間違いないです。