『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が素晴らしすぎる Part1

 

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『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』

 

今現在も増刷され人気の書籍「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」(2002年12月初版)著者:橘玲をご存知でしょうか?

 

お金持ちになりたい人だけでなく、お金を無駄に減らしたくない人は絶対に読んで損はない本だと思います。

 

あまりに面白い本だったのでこの本のすばらしさを語らしていただきます。

この本は難しい話を簡単に説明してくれている点も素晴らしいと思います。
ご家族・パートナーやお子さんなど金融リテラシーを高めてほしい人がまわりにいればプレゼントしてほしいような本でした。

 

「金持ちになりたい」という夢が、凝縮された一行の方程式

 

世界じゅうのひとびとを魅了してきた「お金持ちになるための方程式」というものが存在します。
たった1行に表せる数式で、非常にシンプルなものです。それは、、、

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)です。

 

つまり

 

・収入を増やす
・支出を減らす
・運用利回りを上げる

 


だというのです。その証拠に
世の中に溢れるお金持ち本は上の3つに分類できます。


例えば、、、

 

・出世する男のたった3つの法則

 

・〇〇万貯めた節約術

 

投資信託で老後資金準備する

 

といった感じです。

 

ふーん、当たり前じゃん。まあそうだよね。と思ったそこのあなた。あなたは実際にどんなことをされているでしょうか?そしてその方法は適切でしょうか?

少しでも疑問を感じた方はきっとこの本を楽しんでいただけると思います。


目次だけでも面白い


この本は素晴らしすぎました。特にpart1は一見当たり前のようでできていなかったことの気づきがたくさんありました。きっと浅ーくしか考えていなかったんだなあと反省しきりです。

 

20歳のころの自分に読ませたい本NO1になりました。
でも今読んだからこそ、腑に落ちて心に深く入ってきたのかもしれません。

 


本の内容をまとめるよりもPart1の目次を見ていただいたほうがこの本の素晴らしさがわかると思います。

 

日本人の5人に1人でもこの本を読むことになったら日本の将来は変わるのではないでしょうか?

 

Part1 人生を設計するための知識


世界にひとつしかない金持ちの方程式
ルール1 純利益の確保こそが重要である。
ルール2 複利の資産運用では、わずかな利回りの違いが大きな差を生む。
ルール3 十分な元金がなければ運用しても意味がない。
ルール4 収入を増やす確実な方法は働き手を増やすこと。
ルール5 他人への投資と自分への投資を天秤にかけよう。
ルール6 サラリーマンが金持ちになる方法は3つある。
ルール7 確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと。
ルール8 家計のリストラは住宅コストと生命保険から。
ルール9 投資のコストに気づかない人は金持ちにはなれない。
ルール10 最速の資産形成法は税金を払わないことである。

 

誰も知らない資産運用の常識


常識1 投資をしないのが最高の投資である。
常識2 バブル崩壊で日本人は豊かになった。
常識3 日本人は大きなリスクを取ってきた。
常識4 不動産を買ったら、資産運用はそこで終わり。
常識5 長期投資が成功するとは限らない。
常識6 資産運用の専門家は資産運用理論を無視している。
常識7 経済学者の予測は当たらない。
常識8 適正株価は誰にもわからない。
常識9 チャートで未来は予測できない。
常識10 短期投資は最高のギャンブルである。

 

どうでしようか?自分は金融の知識あるよ!ってかたはすごく簡単なことばで書かれたそれぞれの項目についてどの程度お話できるでしょうか?

 

誰も知らない資産運用の常識の章ではグラフや図解をたくさん使ってくれて大変わかりやすかったです。

 

現在iDeCoや積立NISAが流行っていて、非課税でいい制度!と飛びつく人が多いです。
でもわたしはこの章を読んで投資は確定拠出年金だけにしておこうと決めました。

 

これから家を買う人・保険を見直す人・投資をする人は必見の書です


この本を読んでからファイナンシャルプランナーの資格持ってるけど金融業界で働いてはいないって人に「本にこう書いてあったんだけどどう思う~?」って聞いてみました。


そうしたら、そのファイナンシャルプランナーがいかに知ったかぶりかがわかってしましました。

 

いい勉強したなーって心から思えた本でした。

 

これから、持ち家か賃貸か?医療保険や生命保険はどうするか?投資ってどうなのって勉強するときに本を読んだり人に聞いたりすると思います。


それぞれの本や人は立ち位置によって発言にバイアスがかかりますが、この本は最高の知識を持った作者が中立な立場からお金をムダにしないための知識を教えてくれます。

 

まよわずにポッチっとしていい本です。